VirusBarrier Server Admin の環境設定には、起動時に管理者パスワードを要求するかどうかを設定するオプションが 1 つあるだけです。環境設定を開くには、「VirusBarrier Server Admin」 > 「環境設定」と選択します。
環境設定からはまた、Intego プログラムのアップデート有無をチェックする NetUpdate にもアクセスできます。このプログラムは VirusBarrier Server Admin やその他の Intego プログラムと同時にインストールされます。そしてすべての Intego 社製品のアップデートの有無をまとめて確認し、お使いのコンピュータにインストールされた Intego 社のプログラムのアップデートをダウンロードしてインストールします。今すぐアップデートの有無を確認するには、「更新を確認...」をクリックします。
NetUpdate について詳しくはIntego クイックスタートガイドを参照してください。VirusBarrier Server Admin を介して、NetUpdate で利用している Intego 社製ソフトウェアの新しいバージョンをどのように確認するかを設定できます。設定するには:
「スケジュール」ペインに以下のオプションが表示されます:
アップデートの有無を自動確認:このオプションをチェックすると、指定された頻度で NetUpdate が NetUpdate サーバへ自動で接続し、アップデートの有無を確認します。
ポップアップメニューを使って、頻度を「毎日」、「毎週」、「毎月」から指定します。(いずれの場合でも、このポップアップメニューで頻度を選択した時刻にアップデートの確認が開始されます。たとえば、火曜日の午後 1 時に「毎日」オプションを選択したとすると、次回の確認は水曜日の午後 1 時くらいになります。)「カスタマイズ...」ボタンをクリックすれば、アップデートを確認するタイミングをより具体的に指定できます。
このオプションのチェックを外して自動確認を行わないようにし、手動でアップデートの確認をするには、確認したいサーバに Apple Remote Desktop または VNC クライアントを使って接続し、サーバのアプリケーションフォルダにある NetUpdate アプリケーションを起動して「今すぐ確認...」ボタンをクリックします。
バックグラウンドでアップデートする:このオプションを選択すると、バックグラウンドでのアップデートでは、アップデート対象のプログラムを終了させ、必要に応じてお使いのコンピュータが再起動されます。
メジャーアップグレードも処理する:このオプションを選択すると、重要なアップグレードが入手可能になったときに、そのアップグレードが無料の場合に限り自動でインストールされます。このオプションは、「バックグラウンドでアップデートする」オプションを有効にした場合のみ選択できるようになります。
「環境設定」ペインには以下のオプションがあります:
アップデート:NetUpdateは、新しいソフトウェアの有無を 2 つの場所から確認することができます。ほとんどの場合、デフォルトの「Intego のサーバを確認する」の設定のままで問題ありません。しかし、ネットワークを利用していて、Intego 社の製品のマルチユーザ用ライセンスをお持ちなら、ネットワーク上のお好きな場所を NetUpdate フォルダに指定できます。
この設定を行うには、「ローカル/ネットワークフォルダを確認する」をチェックし、「選択」ボタンをクリックしてフォルダを選択するか、フォルダをテキストフィールドにドラッグアンドドロップします。リモートボリューム上のローカル NetUpdate フォルダを使う場合は、NetUpdate アーカイブが利用可能なように、確認が実行される時に各コンピュータにマウントされていなければなりません。
ローカルの NetUpdate アーカイブフォルダを使用するには、まず 1台のコンピュータにアップデートをダウンロードしておく必要があります。まず、Intego 製品のアップデートを保管する場所となる NetUpdate アーカイブフォルダを作成します。次にサーバにインストールされた NetUpdate を起動します。ダウンロードしたいアップデートを更新リストから選択し、「ファイル」 > 「項目をダウンロード...」と選択し、作成した NetUpdate アーカイブフォルダに項目をコピーするか移動します。
注意:ローカルに存在する NetUpdate アーカイブフォルダ内のアップデートファイルでソフトウェアをアップデートする場合でも、お使いのプログラムの年間契約情報を最新に保つために NetUpdate は Intego 社のサーバを確認する必要があります。そのため、この方法でソフトウェアをアップデートする場合でも、そのコンピュータはインターネットを利用できる必要があります。
VirusBarrier Server 3 では複数の設定を保存しておくことができます。それぞれの設定には、VirusBarrier Server 3 のさまざまな画面で選択したり適用した設定や環境設定がすべて保存されています。また、たとえばローカルネットワークへの接続に合わせた簡易的な保護設定と、インターネットへファイルを保存する際の強力な保護設定とを作成することもできます。さらに、コンピュータを離れるときのために、侵入が発生した場合に電子メールで知らせる設定を作成しておいてもよいでしょう。
「ブラウザ」ペインを開くと、どの構成の設定が適用されているかを確認できます。VirusBarrier Server 3 の既定の設定は「デフォルト」と呼ばれます。(この設定を削除することはできません。)
リストの隣にあるアクションボタン(歯車型のボタン)を使用して、設定の複製、編集、削除が行えます。
新たに設定を作成するには、アクションボタンをクリックして表示されるメニューから「設定を複製」を選択します。
この新しい設定には、複製対象の名前に「のコピー」という語句がついています。まず、設定の名前を変更します。アクションボタンをクリックして表示されるメニューから「設定を編集」を選択します。ウインドウが表示されます。
設定の名前を編集します。さらにその下には「設定をアクティブにする」セクションがあります。ここに用意された 2 つのオプションを使って、VirusBarrier Server 3 がどのような場面で設定を自動的に切り替えるかを指定できます。オプションは次の通りです:
絞込みの条件は右側にある「+」ボタンをクリックして複数追加することができます。また既存の条件を削除するには「-」ボタンをクリックします。
「コメント」フィールドには説明やメモを必要に応じて記入します。コメントの内容は設定の動作には影響しません。
設定に対して加えた変更を保存するには、VirusBarrier Server Admin ウインドウの右下にある「適用」ボタンをクリックします。
新たに作成した設定をアクティブにするには、アクションボタンをクリックし「アクティブな構成に設定」を選択します。
自由にカスタマイズが可能な設定を作成しておけば、VirusBarrier Server 3 の設定を変更しても、その変更内容が選択している設定に保存できます。別の設定をアクティブにするには、ポップアップメニューからその設定に切り替え、アクションボタンをクリックして表示されるメニューから「アクティブな構成に設定」を選択します。また、設定を切り替えたいサーバを直接操作している場合は、そのサーバの Intego メニューの「設定」リストから任意の設定を選択することもできます。(Intego メニューについて、詳しくは Intego クイックスタートガイド をご覧ください。)
現在選択されているアクティブな設定を削除するには、アクションボタンをクリックして表示されるメニューから「設定を除去...」を選択します。本当に削除してよいかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。現在の設定が削除されると、デフォルト設定に切り替わります。
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