• 弊社はセキュリティソフトの会社です!

    弊社の支払いシステムで安全に支払いが行われるためには、お使いのウェブブラウザを以下のいずれかにアップグレードいただく必要がございます:

    お使いのオペレーティングシステムがOS X 10.8より古い場合は、Safariの最新版はお使いになれません。 この処理を安全に完了するためにもChromeあるいはFirefoxの最新版を使うことをお勧めします。 お使いのウェブブラウザの種類が、購入されたIntego製品の動作に影響することはありません。 

MacとPCにおけるウイルス駆除について

海外には、こんなコマーシャルがありました。これは、Mac対PCという一連のキャンペーンの一部で、PCがウイルス感染した結果、くしゃみをしてクラッシュするといういかにもな場面が描かれたのです。

しかし、ここ2年間で、Macを狙うマルウェアは着実に数が増え、洗練されてきたことは、周知の事実です。2011年のMacDefender攻撃は、Macユーザにクレジットカード番号を入力させるために、偽のアンチウイルスソフトが使われました。その後も偽装や攻撃の方法が進化し、サイバー犯罪者の腕前が上がって行ったことが分かります。こうしたマルェウェアの作者は、Macを狙うマルウェアを素早く進化させるために、長年にわたりWindowsユーザを悩ませ続けてきた技術をどんどん取り入れています。

今年もマルウェア攻撃は増え続けており、好転の兆しはありません。Flashbackマルウェアだけでも、60万台を超えるMacに感染しています。Flashbackについて最もショッキングな点は、このマルウェアの変わり身の早さです。元々、Flashインストーラを偽装し(それが、名前の由来です)、トロイの木馬としてMacに侵入してきました。その後、その性格をまったく変えてしまい、感染したウェブページを訪問するだけで、自身をダウンロードしてインストールするように進化しました。サイバー犯罪者が、Macユーザを狙うために、いかに時間と労力をかけているかが分かるでしょう。

このような最近のマルウェア動向を考えると、冒頭のTVコマーシャルは、遠い過去のように感じられます。それでもなお、MacがPCよりも安全でセキュリティが強固であると信じる人達がいます。その根拠は、何でしょうか? 実際のところ、マルウェアを防ぎ、除去すると言う点について、MacとPCにどんな違いがあるというのでしょう?

細かい話で恐縮ですが、MacのセキュリティがPCより強固だとは言えませんが、MacがPCより安全であるとは言えます。と言うのも、サイバー犯罪の標的としてのMacは、PCより小さいために、相対的にPCより安全だと考えられるのです。Gartnerによれば、米国におけるMacの2011年の市場シェアは、ちょうど11%、全世界的には、たったの5%以下とされています。マルウェアの作者にとっては、標的が大きいほど見返りも大きくなります。つまりMacを狙うマルウェアを書いても見返りが少ないので、Macを狙うマルウェアを積極的に書こうとはしないのです。しかし、だからと言って、Mac OS XがPCより強固なセキュリティを持っているという意味ではありません。

WindowsとMac OS Xには、異なる点がたくさんあります。でも、基本部分では、多くの人が考えるほどの違いはありません。操作方法や機能は違いますが、一皮むけば、その差は思ったより少ないのです。どちらもファイル構造、システム領域、構成ファイルに加え、その操作や動作を決めるライブラリを持っています。過去何年間も、お互いを参考に開発されてきたのですから。

Mac OS XとWindowsは、どちらもアカウント毎にアクセス権を設定し、管理者権限がない限り、システムフォルダへのデータの書き込みを制限するという方法で、セキュリティを確保しています。ところが、最近のMacおよびPCに対する攻撃では、オペレーティングシステムのセキュリティを回避するために、AdobeのFlash PlayerやMicrosoft Officeスイートなどの対応ソフトウェアを介して侵入しようとしてきます。

念のため書いておきますが、Appleは、既知のマルウェアを防ぐためのセキュリティアップデートの公開について、比較的よい仕事をしています。しかし、マルウェア攻撃が始まってから、修正を公開するまでには、かなりの時差が生じており、Macユーザが直面する危険や、Macユーザがどのように自分自身を保護するかについて、あまり情報公開していません。どのようなオペレーティングシステムでも、セキュリティ修正を有効に活用するには、ソフトウェアアップデートを定期的に、頻繁に実行する必要があります。しかし、多くのコンピュータユーザは、それを怠りがちです。

マルウェアに感染する経路は、WindowsでもMac OS Xでもほとんど同じです。マルウェアが侵入し、システムを改ざんし、多くの場合でネットワークへ接続しようとします。そして、その駆除についても、WindowsとMac OS Xに大きな差はありません。

マルウェア対策製品(例えば、VirusBarrier X6)がシステムで実行されていれば、心配はありません。悪意のあるファイルが検出されたら、実行する前に削除されるか隔離されます。マルウェア対策がインストールされていないと、面倒で煩雑な除去作業を徹底的に行わなければなりません。

マルウェアと接触した際、マルウエア対策製品の反応は、お使いの製品によって若干異なるでしょうが、どんなマルウェア対策製品でも共通しているのは、オリジナルのマルウェアファイルとそのマルウェアが作成したファイルを検出することです。その後、そうしたファイルは除去されるのが普通です。また、マルウェアが本来なら問題のないファイルに行った変更を修復します。こうした処理を行いつつ、同時にマルウェアによるネットワークへの接続を遮断します。もちろん、VirusBarrier X6Internet Security Barrier X6のような製品をインストールしておけば、このような一連の処理に気を使う必要も煩わされる必要もありません。

MacかPCかに関わらず、インターネットに接続すれば、そのコンピュータはリスクにさらされる宿命です。Integoは、皆さんと同じくAppleのファンです。そして1997年以来、Macのためだけにセキュリティ・ソリューションを提供してきました。弊社のチームは、皆さんのMacと、そのMac上の重要なファイルと個人情報を守ることだけに専念しています。弊社の製品は無料で30日間試用いただけます。Integoがいかに一歩先を行っているか、ぜひ、ご自身の目でご確認ください。