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    弊社の支払いシステムで安全に支払いが行われるためには、お使いのウェブブラウザを以下のいずれかにアップグレードいただく必要がございます:

    お使いのオペレーティングシステムがOS X 10.8より古い場合は、Safariの最新版はお使いになれません。 この処理を安全に完了するためにもChromeあるいはFirefoxの最新版を使うことをお勧めします。 お使いのウェブブラウザの種類が、購入されたIntego製品の動作に影響することはありません。 

Macにもウイルス対策が必要でしょうか?

多くの車にエアバッグが付いていますが、どれくらいの頻度で使用されますか? 答えは、ほとんど使わない、あるいは一度も使わない、でしょう。エアバッグが作動するのは事故の時にだけですが、車を使っている間、常に使用可能な状態で待機しています。お使いのMacのためのアンチウイルスソフトについて、我々は、似たようなイメージを持っています —— いざというその時まで、待機しているのです。

インターネットの閲覧が、車の運転に似ているのは、どんなに安全運転を心がけても、思わぬ危険が向こうからやってくることです。Integoのウイルス対策を使えば、車におけるエアバッグ同様、いざという時のためにMacが守られていると言う安心感を得られます。

Macはウイルスに感染しないと言われている —— であれば、何のために保護が必要なのか?、と考える方もいるでしょう。これは、よくある質問です。アンチウイルスソフトは要らないというのが、多くのMacユーザの認識のようです。この認識は、1)コンピュータ市場におけるMacのシェアが小さいのでサイバー犯罪者も興味を持たないはず、そして2)Mac OS Xは悪意のあるソフトウェアに対して堅牢だから安全、という2つの議論で成り立っています。このそれぞれの考え方について、少し詳しく見てみましょう。

本題に入る前に言葉の定義を確認させてください。多くの主要なメディアがコンピュータに悪影響を与えるものを十把一絡げにして「ウイルス」と呼びがちですが、悪意のあるソフトウエアの総称として適切な呼称は「マルウェア」です。ウイルスは、マルウェアの一種であり、Macを狙うウイルスがほとんどない、というのは事実です。しかし、Macを狙う他の種類のマルウェアは、後述する通り増え続け、一般化しつつあります。従って、Macが「ウイルス」に感染しないという前出の認識は言葉の定義から言えば正しいですが、「マルウェア」に感染しないという認識であれば、それは間違いなのです。

実際のところ、Macを狙うマルウェアは、かなり昔から存在しています。それは、フロッピーディスクの交換でウイルスが広まっていた1980年代にまでさかのぼります。フロッピーディスクとは、ノスタルジーさえ感じさせる大昔のような気がします。その後、マルウェアの作者も進歩し、1998年には、アジアから全世界へ広まったAutoStart 9805というワームが出回りました。2006年には、Mac OS Xに感染する初めてのマルウェアとして、iChatインスタントメッセージシステムを使って広まるLeap-A が登場しました。その後の数年で、他のワームやトロイの木馬が出てきますが、コンピュータの総数に対して感染したMacの台数が少なかったため、大きなニュースにはなりませんでした。

ここでMacユーザによるアンチウイルスソフトに対する最初の議論を見てみましょう。デスクトップおよびラップトップ市場における、Macのシェアは確かに小さいです。Gartnerによれば、2011年の米国のMacの市場シェアは、わずか11%であり、全世界では5%以下とされています。長年、Macユーザは、Macのシェアの小ささが、サイバー犯罪者の興味を引かないと言う、セキュリティに関する間違った考えにとらわれてきました。興味を引かないからと言って、Macが難攻不落というわけではありません。標的にする労力に見合わないので、攻撃されるリスクが低いと言っているだけです。これまでどうであったかは、議論の分かれるところでしょうが、次で説明するように、現在では、この考え方が正しくないことが分かっています。

Macを狙うマルウェアは、2011年に急激に増えました。MacDefenderによる攻撃 では、Macユーザにクレジットカード番号を入力させるために、偽のアンチウイルスソフトが使われました。その後も偽装や攻撃の方法が進化し、サイバー犯罪者の腕前が上がって行ったことが分かります。こうしたマルェウェアの作者は、Macを狙うマルウェアを素早く進化させるために、長年にわたりWindowsユーザを悩ませ続けてきた技術をどんどん取り入れています。

今年も、マルウェア攻撃は増え続けており、好転の兆しはありません。Flashbackマルウェア だけでも、この原稿を執筆中の現時点で、60万台のMacに感染しています。この攻撃のショッキングな点は、このマルウェアの対応の素早さです。元々、Flashインストーラを偽装し(それが、名前の由来です)、トロイの木馬としてMacに侵入してきました。その後、その性格をまったく変えてしまい、感染したウェブページを訪問するだけで、自身をダウンロードしてインストールするように進化しました。サイバー犯罪者が、Macユーザを狙うために、多大な時間と労力をかけていることが分かるでしょう。

Mac用アンチウイルスに対する2番目の議論は、Mac OS Xが堅牢であるというものです。長い間、Mac OS Xに対するマルウェア攻撃は、Windowsより少ないものでした。しかし、前述の通り、インターネットに接続している限り、リスクがないコンピュータは存在しません。存在の知られたマルウェアをブロックするために、Appleはセキュリティアップデートを公開しますが、マルウェアの攻撃が始まってから、対応する修正が提供されるまで大きな時間差があります。また、Mac OS Xが堅牢であるという認識がマーケティングの重要な要素であるため、Macユーザが直面するリスクや、Macユーザが採るべき対策について、Appleは積極的に情報提供していません。

さらに言えば、Appleが提供するセキュリティ修正を最大限利用するには、頻繁に定期的にセキュリティアップデートを実行する必要があります。しかし、実際には、Macユーザだけでなく、驚くほど多くの一般的なコンピュータユーザが、定期的にセキュリティアップデートを実行していないのです。さて、お使いのMacにアンチウイルスおよびマルウェア対策が必要でしょうか? 判断は、皆さんにお任せしますが、お使いのMacに対する危険は実在し、増え続けています。対策を施していない方は、常にサイバー犯罪者の一歩先を行くためにも、まずVirusBarrier X6を無料でお試しください。

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